モグワンが肝臓に良いを鵜呑みにしてはダメ!絶対に知るべき基礎知識

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モグワンが肝臓に良いって本当?

 

愛犬の健康診断で肝臓の数値が高くなっている事が気がかりで、食事を見直そうとお考えの飼い主さんもいるのではないでしょうか。

 

ネットで人気のモグワン

 

  • 肝臓に良いって情報があったけど本当?
  • モグワンにして大丈夫?
  • 肝臓の数値が上がらないか心配

などなど疑問に思う事があると思います。

 

愛犬の健康を本気で考えるのであれば、モグワンが肝臓に良いという情報を鵜呑みにしてはいけません!

 

栄養バランスの調整が必要な場合もあるので、検討しているドッグフードを与えていいのか獣医師さんに確認しながら決める事をおすすめいたします。

 

それを踏まえたうえで、犬の肝臓病に関する基礎情報とモグワンの特徴がどのように影響しあうのかについてご紹介いたします。

 

モグワンが肝臓に良い!とされる理由について

 

ネットの情報でモグワンが肝臓に良い!とする情報が流れるのには理由があります。

 

大きく分けて、2つあり

  • 肝臓に負担をかけるような添加物が入っていない
  • 肝臓に必要な栄養素が豊富に含まれている

というのが主な理由となります。

 

肝臓に負担をかけるような添加物が入っていない

 

モグワンは、肝臓に負担をかける添加物(人工調味料や着色料、人工的な防腐剤や酸化防止剤など)を使用していません

 

肝臓には血液を通して良くも悪くも様々な栄養物質が運び込まれて、代謝(新しく変化させる)・分解・解毒・貯蔵・生成をする働きがあります。

 

沢山の栄養を必要な場所に必要な形へと変換して送ったり、不要なものは解毒・分解して送ったり、エネルギー源となるブドウ糖は肝臓に貯蔵して、必要な時にエネルギーとして送り出したりととても柔軟に対応している臓器なのです。

 

自己再生力も高く多少のダメージであれば新しい細胞を入れ替える事によって、自分で修復もしてしまいます。

 

しかし、栄養バランスの偏った食餌や合成添加物などを長期にわたって摂取していると、肝臓への負担が大きくなってしまい処理が追いつかなくなってしまいます。

 

そうすると徐々に肝臓に障害が出始めて発症するのが「慢性肝炎」です。

 

肝臓に必要な栄養素が豊富に含まれている

 

肝臓に必要な栄養素は、

  • 良質なタンパク質(必須アミノ酸)
  • エネルギーの源である脂肪

が一般的に必要になります。

 

モグワンは、原材料に品質の高いチキン&サーモンを56%と使用しており、肝臓に必要な栄養をしっかりと取れる内容になっています。

 

 

モグワン成分表
粗タンパク質 28%
脂肪 12%
粗繊維 3%
粗灰分 8%
水分 8%
オメガ6脂肪酸 1.63%
オメガ3脂肪酸 1.29%
エネルギー(100gあたり) 約344kcal

 

犬の肝臓病に関する基礎知識

 

肝臓病についても触れていますが、犬の肝臓の働きや肝臓病になる原因、対処方法などについて基本的な内容をまとめました。

 

犬の肝臓の働きについて

 

犬の肝臓は血液から運ばれてくる栄養素を以下のようにする働きがあります。

  1. 各部位に必要な形に変換(代謝・分解・解毒)
  2. エネルギー源であるブドウ糖の保管(貯蓄)
  3. 血液凝固に関わる因子や胆汁の生成(生成)

 

肝臓は自己再生力が高く多少のダメージを自分で修復することも出来ます。

 

また、肝機能の障害が起きても症状に表れにくい事から、「沈黙の臓器」ともいわれ、気が付いた時には症状が進行している事が多々あります。

 

肝臓疾患になる原因とは

 

肝臓病の原因は様々ありますが、

  • 偏った食餌
  • 肥満
  • 病気やウィルス

などです。

 

偏った食餌

 

犬はタンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラルをバランスよく、必要量を摂取することが大切です

 

しかし、好き嫌いが激しかったり、必要以上に栄養を取り過ぎる、合成添加物を含んだ低品質なフードを食べ続ける事によって、長期にわたって肝臓に負担が掛かります。

 

負担の蓄積によって、肝臓が対応しきれなくなって慢性肝炎を引き起こすことがあります。

 

肥満

 

食べ過ぎによる肥満も肝臓に悪影響を及ぼします。エネルギーの源であるブドウ糖は変換されて、必要な時に再びエネルギーとして利用できるように肝臓に蓄えられます。

 

しかし、蓄えたエネルギーが再び利用されることがないまま蓄積され続けると、過剰に脂肪が貯まってしまい肝臓の機能を低下させる脂肪肝になってしまいます。

 

病気やウィルス

 

肝臓病は、ガンなどによって起こるものや細菌やウィルスによっても、発症することがあります。

 

肝臓病に対する対処方法

 

肝臓病になってしまった場合、まずは病院での対処が必要なのはいうまでもありません。

 

獣医さんに原因の特定をしてもらい治療法・食事療法などの対応が決まるでしょう。

 

そこまでに至らなくとも健康診断で肝臓の数値( ALT(GPT)やAST(GOT)、ALP)が高い場合に飼い主さんが出来る事についてご紹介いたします。

 

給餌量を調整する

 

肥満傾向にある場合は、食事量を減らすか適正量を守って栄養管理をする必要があります。

 

モグワンにも、給餌量目安が以下のように示されています。

 

 

愛犬の可愛いさからついおやつや食事の量を増やしてしまう事もあるかもしれませんが、健康管理をするうえでは適切な給餌量にする事が大切です。

 

運動によるカロリー消費を促す

 

シニアになるほど活動量が減ってきますので、意識的に適度に運動してカロリーを消費するようにします。

 

脂肪の蓄積による脂肪肝は初期症状が分かりにくく気づけない事もあるので、運動によって脂肪を燃焼させ肝臓に貯まったエネルギーが再利用されるような生活スタイルになるのが理想です。

 

肝臓に負担をかける添加物が入っていないドッグフードに変えてみる

 

肝臓に負担を与える合成添加物が入っておらず、良質なタンパク質などがしっかり取れるドッグフードとして、モグワンも適していると言えます

 

タンパク質の取り過ぎはエネルギー変換の際にアンモニアを発生させるので、肝臓で代謝と分解・解毒が行われ、多すぎると肝臓への負担も大きくなります。

 

しかし、モグワンは良質なタンパク質を原材料のキチンとサーモンから摂取しているので、プレミアムドッグフードの中では28%というタンパク質の数値は特別高いわけではありません。

 

ただし、療法食や肝臓を治すような働きがあるわけではありませんので、給餌量を守り、獣医師さんと相談のうえで決めてみることをオススメいたします。

 

既に

  • 高アンモニア血症
  • 肝性脳症

などを発症している場合、獣医さんと相談のうえで、ロイヤルカナン 療法食 肝臓サポート 犬用というのも選択肢の一つだと思います。

 

まとめ

 

肝臓に疾患があるワンちゃんにモグワンを与える場合は、注意が必要です。

 

肝臓に関する基本的な知識と商品の特徴を理解したうえで、判断することをオススメいたします。

 

ワンちゃんの状態によっては、タンパク質の制限を必要とする場合もあるので、必ず獣医師さんと相談のうえでドッグフードを選ぶようにして下さい。

 

 

しかし、モグワンは肝臓に限らずワンちゃんに必要な栄養素がしっかりと含まれて、体に負担をかけるような合成添加物も入っていません。

 

「いつまでも元気で長生きしてほしい」

 

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